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子どもの夏の病気

Q & A

Q

子供がかかりやすく、夏に流行しやすい病気にはどのようなものがありますか?

A

プール熱(咽頭結膜熱)、ヘルパンギーナ、手足口病などが代表的です。

Q

プール熱(咽頭結膜炎)ってどんな病気ですか?

A

■原因

原因はアデノウィルスと呼ばれるウィルスです。多くはアデノウィルス3、4、7型ですが(ほとんどは3型です)、逆にこれらのアデノウィルスに感染してもかならずプール熱(咽頭結膜熱)の症状が現れるとは限りません。

 

■感染経路

ウィルスは、口・鼻の中やのどの粘膜あるいは目の結膜から体の中に入りこんで感染します。感染経路は、患者からの飛沫感染、接触感染が中心で、家族内では飛沫感染のほか、感染者とのタオルの共用などからの接触感染があります(プールに入っていなくても感染します)。結膜からの感染、便を介しての経口感染、目やにからの接触感染もあるので注意が必要です。症状が治まった後も、ウィルスの排出は、咽頭からは発症後7日間から14日間、便から30日間程度続きます。プール熱(咽頭結膜熱)は非常にうつりやすいので、慎重に対処してください。

 

■症状と経過

38℃~40℃前後の発熱、咽頭痛、結膜炎が主な症状です。嘔吐や下痢を伴うこともあります。発熱は3~7日間程度続きます。咽頭痛は3~5日持続します。目は痛みやかゆみがあり、目やにが出て、まぶしくなったり涙が止まらなくなったりもします。潜伏期間は3~6日程度です。

 

■診断

流行状況と臨床症状により診断することが多いようです。血清からのアデノウィルスの検出なども有効な診断方法ですが診断に5日程度の日数かかります。最近では外来で迅速診断キットを用いることにより用意に診断できるようになりました。

 

■治療

アデノウィルスに対する特効薬はないため、それぞれの症状に対する対症療法が中心です。結膜炎が強い場合は眼科の治療が必要になります。療養上の注意は、十分な水分・栄養をとるようにしてください。のどが痛くなることが多いので、食欲不振による脱水症に注意してください。できるだけ、刺激の少ない、硬くない食物(プリン・ゼリー・アイスなど)が適しています。果物やトマトなどは酸を含有するため刺激があり咽頭痛がひどくなることがあります。また、ヤクルトやヨーグルトなども乳酸を含むために咽頭痛を引き起こし適切であるとはいえません。流動食や飲み物を買う際には乳酸を含んでいるかどうかよく見ることが大切です。

 

■登園・登校など

学校保険法では、第二種伝染病に位置づけられており、登校基準については、症状がなくなった後、2日を経過するまでは出席停止となります。

登園・登校については主治医とよく相談してください。

 

■予防

プール熱(咽頭結膜熱)に対する有効なワクチンはありません。

(1)目やにからの接触感染もあります。タオルなどを共用するのはやめましょう。

(2)流水と石鹸による手洗い、うがいを励行することが大切です。

(3)プールからあがった時は、シャワーを浴び、目をしっかり洗い、うがいをしましょう。

(4)便にもウィルスがいます。排泄後、おむつ交換の際は手袋を使用し、後の手洗いには十分注意してください。

 

■類似の病気(プール熱(咽頭結膜熱)と紛らわしい病気)

(1)溶連菌感染症

 

(2)急性出血性結膜炎

エンテロウィルス70型、コクサッキーA24によります。潜伏期間1日。眼球結膜下出血が特徴です。症状は軽く1週間で改善します。角膜障害は

ほとんどありません。うつりやすいので、手洗いの励行、アルコールによる手指の消毒してください。集団発生を防止するため、7~10日間の休業

を指示します(眼科専門医の治療を必要とするケースが多いようです。)

 

(3)流行性角結膜炎

アデノウィルス8型で、潜伏期間5~7日、伝染性が高く、潰瘍を形成する。

 

(4)単純ヘルペス結膜炎

 

(5)クラミジアによる成人封入体結膜炎

 

Q

ヘルパンギーナってどんな病気ですか?

A

■ヘルパンギーナとは

熱と、強いのどの痛みがあります。数日で自然に治まる病気ですが、その間、のどの痛みため、飲み物・食べ物がとれないことがあります。

 

■原因

コックサッキーウィルス群(ほとんどA群数種類)など数種類判明しています。このため、何回でもかかってしまう感染症です。このウィルスは腸のウィルスです。

 

■感染経路

咽頭からの飛沫、糞便からの糞口感染などをします。潜伏期間は3~4日です。

 

■症状

乳幼児の間で流行しやすい夏かぜの一種で、38℃~40℃の高熱が2~3日続きます。(大人も時々感染します)のどの奥に小さな口内炎が多数できます。これが非常に痛いため、飲んだり、食べたりができなくなることもあります。また、水分が十分にとれないと、脱水症になることもあります。年長児の場合、突然の高熱のみで口内炎ができない事もあり扁桃炎と誤られることもあります。

 

■治療

「治療薬」はなく、症状を押さえる治療が中心です。熱やのどの痛みをおさえる薬(解熱鎮痛剤)を使います。また、口内炎ができると食べることが困難となるので食事にも十分注意が必要です。水分接種はこまめに少しずつ行い、脱水症を防ぐようにしましょう。食事が接種できないため栄養不足に陥ることを心配する方もいらっしゃいますが、水分さえ摂取できれば栄養不良は心配ありません。また、口内炎が治癒すれば2日程度で元の栄養状態に復帰します。

 

■食事

ミルク、ミルクセーキ、アイスクリーム、プリン、ゼリーなどがいいでしょう。一方、ヤクルト、ヨーグルトなども好ましいと思われがちですが乳酸を含むため口内炎が痛みます。同様に、果物、トマトなども酸を含んでいるため口内炎の痛みがひどくなることがあるので適していません。流動食などを選ぶ際に乳酸や酸が入っているかどうか注意してください。

 

■高熱

何日も高熱も続きますが、熱さましを使いすぎないようにしてください。暑がっているようなら、涼しくして、部屋の中を快適な温度にしてあげましょう。

 

■入浴

熱があっても、特に具合が悪そうでなければ、汗を流すことはかまいません。

 

■登園・登校など

熱が下がり、のどの痛みもとれて、食事も含めて普通の生活に戻ってからです(学校伝染病に指定されていて、「主な症状がなくなってから2日間」過ぎたら、出席できることになっています)。

 

■合併症

ヘルパンギーナは特に重驚な合併症はありません。しかしながら非常に稀に心筋炎を合併した症例が報告されたこともあります。

 

■予防接種

ヘルパンギーナのワクチン(予防接種)はありません。

Q

手足口病ってどんな病気ですか?

A

■手足口病とは

ヘルパンギーナと少々似ています。ヘルパンギーナは口内炎が口の後ろ側に多発するのに対して、手足口病の口内炎は口の前側や舌に多発します。

 

■原因

コクサッキーA16、コクサッキーA10、エンテロウィルス71の3種類です。コクサッキーA16、コックサッキーA10ウィルスはヘルパンギーナの原因にもなるウィルスです。このため、何回でも感染することがあります。

 

■感染経路

咽頭からの飛沫、糞便からの糞口感染などをします。潜伏期間は3~4日です。水疱などから直接感染することはありません。

 

■症状

手足の水疱と口内炎ができる夏風邪の一種で、5~8月ぐらいに流行します。手と足と口に水疱ができるのが病気の主な症状ですが、最初の1~2日の間に熱が出うこともあります。ただし、熱といっても38℃の熱が出る子供は全体の30%前後の人数で、約半数の子供は熱が出ません(一方、ヘルパンギーナは熱が必発です。)年長児、あるいは大人の感染の場合、口腔内のみに水疱ができて手や足に水疱ができない事もあります。水疱はかなりの疼痛を伴います。特に足の裏に水疱ができた場合、激しい痛みにより歩行困難になることもあります。口や舌にできた口内炎も非常に痛いため、飲んだり、食べたりができなくなることがあります。また、水分が十分に取れないと、脱水症になることもあります。

 

■治療

「特別な治療薬」はなく、症状をおさえる治療が中心です。口内炎ができると食べることが困難となるので食事にも十分注意が必要です。 水分接種はこまめに少しずつ行い、脱水症を防ぐようにしましょう。食事が接種できないため栄養不足に陥ることを心配する方もいらっしゃいますが、水分さえ摂取できれば栄養不良は心配ありません。また、口内炎が治癒すれば2日程度で元の栄養状態に復帰します。

 

■登園・登校など

症状が落ち着いていれば早めの登校は可能です。しかし、発疹がたくさん出ている子供が幼稚園に来た場合の周囲に与える印象や、社会的な要因も考慮に入れて、幼稚園に行かせるかどうかは決めるようにするとよいと思われます。

 

■食事

ミルク、ミルクセーキ、アイスクリーム、プリン、ゼリーなどがいいでしょう。一方、ヤクルト、ヨーグルトなども好ましいと思われがちですが乳酸を含むため口内炎が痛みます。同様に、果物、トマトなども酸を含んでいるため口内炎の痛みがひどくなることがあるので適していません。流動食などを選ぶ際に乳酸や酸が入っているかどうか注意してください。

 

■手足の水疱の治療

特別な治療薬はありません。ただし、水疱はつぶれると感染を起こして面倒なことになるので、水疱がなくなるまで、学校での鉄棒や登り棒はやめましょう。プールも、発疹がふやけてつぶれたりすると細菌感染が起こるので、やめたほうが無難でしょう。

 

 

■合併症

原因となるウィルスは腸のウィルスが多いため下痢を伴うことが多いですが、重症の下痢となることはほとんどありません。起因となるウィルスがエンテロウィルスの場合、ごく稀に髄膜炎を起こすこともありますのでお子様が吐いていたり、高熱が継続し頭痛などを訴える場合は注意が必要です。

 

■予防接種

手足口病のワクチン(予防接種)はありません。

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